2017年02月04日

切りにくいカーブはダメ

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型紙をつくっていて、カッターナイフで切りにくい箇所があったら要注意。
カッターナイフは常に刃を折って切れ味は万全なので、切りにくいところは大抵カーブがキツすぎるか、前後との繋がりが不自然などの原因がある。そして往々にして不自然なところはバランスが悪い。
今回はサイドゴアのブーツを製作中ですが、「やっと型紙が出来た!」と思っていたのに、ゴムの入る箇所の下部カーブが切りにくい…。写真上が修正前、下が修正後。カーブのスタートを2ミリ上にずらし、カーブをゆるくしました。たったこれだけで、スムーズに切れるようになるから不思議。型紙はほぼ全部作り直しですけどねぇ。
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2017年02月03日

節分ですよ

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今日は節分ですね。
お天気も良かったので、作業場の裏手にある待乳山聖天の豆撒きに参戦してきました。
豆撒きは笛と太鼓の演奏、赤鬼と青鬼の踊りとなかなか風情あるスタートでしたが、豆が撒かれ出すと後ろから突き出された腕に頭をぶたれ、横から突き飛ばされ、手の中のものすら掴み取られ…。怖っ!
ポケットがいっぱいになったところで退散し、作業場のご近所のお姉さま方に豆をおすそ分けしたら、「豆の数が足りないよ!」と突っ込まれました。節分の鉄板ネタですな。

豆撒きに参戦したのは小学生以来ですが、手を伸ばして掴み取るという感覚は久しぶりでした。
「幸せ」もたまたま落ちてくるのを待つだけでなく、手を伸ばして掴み取るものかもしれませんねぇ。
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2017年01月27日

馬具!

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わが工房(正しい名称は作業場)に馬具が!
武田流の流鏑馬の射沓をつくらせていただいているのですが、それが縁で日本の昔の馬具のパーツをつくるお仕事が舞い込んできた。欧州の馬具はバリバリの革製品ですが、骨董品屋さんで買い求めたという現品を見せてもらうと、木製の部分や何らかの芯に革が張ってあったり。日本はさほど肉を食べなかったから、革は身近な素材ではなかったということでしょう。
どうやって型紙をとるべきかな?から始めたところです。金具の部分はパーツが反らないためのもので、金具屋さんに特注したら怖い値段になりそうだから、竹で代用できないかな〜と考えているところ。
面白そうなお仕事でワクワクします!
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2017年01月14日

2色の手袋ホルダー

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昨年末につくった手袋ホルダーに、注文が入りました! 金柑色のほかに、ご希望のダークブラウンも追加で製作。

プレゼントとしてお使いになるようなので、ただいま梱包しているところです。適当なラッピング袋がなかったので、クラフト用紙を加工してみました。茶葉のパッケージみたいになっちゃった…。
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2017年01月10日

革漉き機が動かない…。

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昨晩、革漉き機を使っていて、砥石の位置をちょこっと触ったら、砥石に動力を伝えるベルトが動かなくなった。エエッ!! 最近砥石の回転が鈍く、研いでも切れ味が悪いし、専門家にみてもらうべきかな〜と思っていたが、もう選択の余地なし…。
今日は終日修理屋さんで働く日だったので、仕事終わりの夕方6時前に浅草のシューズマシンセンターに駆け込んだ。
症状を話すと、ベルトが原因かどうかは実物を見ないと判断できないとのこと。そうよねぇ。「出向いてもらうと料金が跳ね上がるから、漉き機本体を台車で持ってきます」と答えたら、近所だから出張費はいいですよと苦笑しながら言ってくれました。なんて良心的!
技術者である社長さんが不在だったので、日時は明日決めることにして作業場に引き上げました。すると間もなく電話があり「今から行こうか?」と。
「プーリーのネジが緩んでいるねぇ」から始まり(プーリーってどこ!?)、ベルトは問題なく、この位置を少しズラして調整すればいいよ(私も昨晩トライしたけど直らなかった)でトラブル解消。
その上、押さえ金の根元にも油を差した方がいいよ(そこは差したことがなかった!)、押さえ金と刃が離れすぎ(目安は髪の毛1本分だが知らず知らず太くなっていたらしい)、モーターにつながるベルトの太さが合ってないよ(教訓。中古品は信用できる店で買うべし)、モーターの回転が速すぎない?ゆっくり作業したいなら、このベルトの位置を変えて…と言いながらベルトを切って長さ調整(漉きの職人さん向きの高速用の長さになっていた)。
魔法使いのようにササッと直し、目まぐるしいほどの速さで問題点を指摘及び調整して、あっと言う間にお帰りになられました。費用は私の労働時間5時間分。安くない金額だけど、あの豊富な知識には払ってしかるべきですな。
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2017年01月09日

ハンディタイプの小銭入れ

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手のひらにすっぽり入るハンディタイプの小銭入れをつくりました。コインを数えるケースのように、一列に並んで収納する形になっています。
昨秋、イベントに参加したときにお客さまからこの形の小銭入れが欲しいとリクエストを受けました。では期待せずに待っていてくださいね〜とひきうけたのですが、今日お届けに行ったら「以前使っていたものを修理したから、ごめんなさいね」とのこと。
ありゃりゃ〜。こういう時のために内金というシステムがあるのだろうな。ふむ、勉強になりました。
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2017年01月04日

明けましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます。三が日も過ぎようとしておりますが、只今せっせと年賀状を刷っております。
今年は木版とゴム版による3色刷りの版画で、最後にちょっと手書きして完成。年賀状に版画をするようになり30年ほど経ちますが、今回新兵器に遭遇!版画を刷るときに使うローラーです。これまでは丸いバレンでゴシゴシと圧をかけていましたが、ムラになる箇所がちらほら。でもローラーだとムラが少なく、絵の具も濃度が薄い方が調子が良かったです。こんな便利な道具だったとは!何事も試してみるものですねぇ。ただ、線画みたいな版はバレンの方が便利なので、版によって使い分けるのがベストのようです。

新年早々、一つ学びました。
この調子で本年も前向きに取り組んでいきますので、よろしくお願いします!
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2016年12月24日

グローブホルダー

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手袋をカバンなどにぶら下げるグローブホルダーを作ってみました。
日頃お世話になっている人にクリスマスプレゼントしようと思っていたのに、クリスマス後に届くことに…。
小さくて簡単なデザインですが、構造や革の厚さ、サイズや重さを微調整して何度かサンプルを作り直しました。手袋に革くずが付かないように、内側は豚のライニングを貼ってあります。サンプルを作る度に、どうしても作業を増やす方向に修正してしまいます。ささっとセンス良く作りたいのですが、ちまちまコツコツタイプなのでしょうねぇ。
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2016年12月20日

ウエルトの交換

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ウエルトと呼ばれる細革を用いた製法の靴は、作るときは手が掛かるので販売価格は上がりますが、履き手が「もういいかなぁ〜」と思うまでトコトン修理ができます。
今日はジョンロブのウエルトを交換。ソールを何度か張り替えると、ソールと縫い合わせるウエルトが傷んできます。そうすると今度はウエルトを付け替えると、また底周りは新品同様に! 自分の靴では中底を交換したこともあります。
この靴はアッパーの履き皺にひびが入っており、かな〜り履き込まれている様子ですが、今回ウエルトを交換したのでまだまだお使いいただけます。
ジョンロブくん、もうちょっと靴クリームを塗ってもらえるといいね!
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クリスマスは弁当の沢庵(タクワン)みたいなもの

今日初めて知ったこと!
私はパソコン経由でラジオを聞いているが、今日「タイムフリー」という機能を知りました。聞き逃したラジオ番組を1週間以内なら好きなときに聞ける無料サービスです。なんて素晴らしい!
曜日と時間の関係で、聞き逃しやすい放送番組があるのです。一つは日曜朝10時の小川洋子さんの番組。毎回1冊の本を取り上げ、小川洋子さんが読んだ感想や内容の解説をしてくれるのだが、作家ならではの視点や言葉の選び方がすごく興味深い。
もう一つは日曜20時の野村訓市さんの番組。霞を食べて生きているような、憧れをそのまま具現化したような暮らしと生き方の話が聞けます。海を眺めるような気分で、珈琲を片手にぼんやり聞くのが最高なのです。
早速タイムフリー機能で、野村訓市さんの番組を聞いたら「クリスマスは子どもが楽しむものです。大人にとっては弁当のタクワンみたいなものですね」って。
私にとってクリスマスは「シュトーレンが食べられる季節」。ひとにプレゼントするのも好きだし、プレゼントされたのを食べるのも大好きです。今日も思いがけなく知人からいただいて、「すごく超ウレシイ!」とお礼を言ったら苦笑されました。嬉しくてつい興奮しすぎました。いい歳して「超」だなんてハズカシい…。
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