2018年04月29日

漫画に出てくる靴

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先日の朝日新聞に、手塚治虫文化賞の大賞に野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」が選ばれたという記事が載っていました。そんな賞があることも、この漫画も知りませんでしたが、描かれている人物が履いている靴に目が留まりました。漫画やイラストでは衣装は結構凝っていても、靴はさらっと流して描かれているものが多いように思います。
でも、この絵の女の子が履いている靴はインディアンモカシンと日本のつらぬき沓を合わせたような形状で、作ろうと思えば出来そうなほど細部まできちんと描かれている。底面から踵に続く立ち上がり部分に、ちゃんと縫い目があるんですよ!
このマンガを見てみたくなりました。図書館にあったりしないかなぁ。
posted by chisaka at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

射沓

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流鏑馬のときに履く靴は射沓(いぐつ)と呼ばれます。私は武田流から声をかけてもらって作るようになりました。
作る度に少しずつ改良しています。今回は靴の中で足が滑らないように、中敷きの革を裏返して使いました。
以前、テレビ番組「情熱大陸」でパフュームが取り上げられていたとき、踊りも魅力である彼女たちのパンプスは特注で、中敷きの革を表裏逆にしているから足が滑りにくいのだと言っていたのがヒントになりました。
射沓はふんわりした形状なので、中敷きが滑り止め効果になってくれたら、より足腰が安定するはず。でも汚れは目立ちやすく、長く履くと滑り止め効果はなくなってきます。実際に使った感想を伺って、また検討していけたらと思っています。
この射沓は、自分のものだと見分けがつく目印が欲しいとのご要望だったので、かん止めに臙脂色の革を挟みました。黒糸で縫ったので、縞模様みたいで程よいアクセントになりました。
良い感じに仕上がりました!
posted by chisaka at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記